ウォーキングで生活習慣病を予防

“老化は足から始まる”という言葉を聞いたことはありますか?人間の筋肉の70%は下半身に存在しているのですが、筋肉のある場所には必ず血管も多数存在していますから、足腰の筋肉を使わないでいると、毛細血管の数が徐々に減ってきて血液の流れが悪くなり、大切な栄養素、酸素、白血球、免疫物質などを運べなくなってしまい、その結果種々の健康障害を引き起こすのです。

下半身の筋力を鍛えることは非常に大切なわけで、毎日のウォーキングによって足腰の筋肉を鍛えてやれば、筋肉量の増加とともに血 液循環も良くなり、基礎代謝が高まり、脂肪の燃焼が促進されて、中性脂肪の減少、血中の悪玉コレステロールを退治するHDLコレステロールの増加から、動脈硬化や、更には高血圧や心筋梗塞の予防・改善に役立ちます。

筋肉と靭帯で支えられている関節の柔軟性を高め、腰痛、膝痛の予防効果もありますし、また、ウォーキングはストレスの解消、気分の改善、不安・抑うつの緩和など精神面の改善にも大きな効果があることが分っています。

体温が平熱より1度下ると免疫力が30パーセント低下し、1度上昇すると免疫力が5〜6倍上がるとも言われますが、持続的な筋肉運動は体温上昇を導きますから、ウォーキングを続けることはあらゆる健康障害の予防に役立つ、いわば万能薬的な素晴しい運動といえましょう。

四季折々をを楽しみながらのウォーキングは、まさに至福の瞬間です。是非生活習慣に取り入れたいものです。