子供を感染症から守る予防接種

赤ちゃんが生後3ヶ月を過ぎると、お住まいの自治体から予防接種の通知が送付されてきます。これは保険所などの指定機関で決まった期間に受ける、いわゆる国によって定められた予防接種(定期接種)です。接種を受ける年齢は法律で定められていて、無料もしくは一部補助の形で、BCG、はしか、風疹などの接種を受けることができます。

診察をする医師

自治体から通知が来る定期接種以外にも、受けたい人だけが有料で病院で受けるものもあります(任意接種)。水ぼうそうやおたふく風邪はこのタイプになります。また、インフルエンザや日本脳炎などの病気が流行しそうなときに臨時的に接種するものは臨時接種と呼ばれています。

通知が来た予防接種は受けないからといって法律で罰せられるようなことはありませんが、大事な赤ちゃんを病気から守り、ほかの赤ちゃんや子供達への感染を防ぐためにも受けておくのが安心です。接種を受ける際のポイントは次のとおりです。

まず保健所や病院へ行く前日や当日はあまり疲れさせないように注意しましょう。病院で熱がないかどうかをチェックしますが、発熱があると接種は受けられませんので、家を出る前にあらかじめ熱を測っておきましょう。2~3分高い分には問題ありませんが、それ以上の場合は見送りましょう。

湿疹やアレルギーなどで受けられない場合もありますので、持病があったり、病気で通院中の場合は医師に相談してください。また、過去に痙攣を起こしたことがある場合は、1年間は集団接種を受けることはできません。

接種を受けた後は、注射したところを直後に軽くもみほぐします。「安静にするように」といわれることもありますが、暴れたりしなければ、普段通りの生活で問題ありません。滅多なことにはありませんが、副作用が出ることもあります。

生きた病原体を弱めて注射して、体の中に免疫を作らせる「生ワクチン」の場合は、数週間後に副作用が出ることもありますので、接種後はしばらく注意して、いつもと違ったことがないかを観察するようにしましょう。高熱やけいれんが見られた場合は、至急医師に連絡を取りましょう。